アルプスの一日を描いたリヒャルトシュトラウスの「アルプス交響曲」をヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が演奏した一枚。
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以下、吹奏楽ファンの家人によるアルバムレビュー。
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アルプスといえばアルプホルン!
シュトラウスの曲はホルンがかっこいい、ということでホルン吹き、かつアルプホルン吹きな私としては一度は聴いておきたいと思って買った1枚。
期待どおりこの曲でもホルンが活躍します。
舞台上に8本、舞台裏に12本!で合計20本だなんて・・・
「アルプス交響曲」といいながら、いわゆるソナタ形式で4楽章という普通にイメージする交響曲ではなく単一楽章の交響詩であり、アルプスの大自然を管弦楽によって交響楽で表現したという感じだろうか。
曲は22の部分にわかれていてそれぞれに作曲者のシュトラウス自身が表題を付けているけれど、連続して切れ目無く演奏されるし、十数秒なんて短い部分もあったりするので、各部分については意識しないでよいかもしれない。
表題を知らずに聴いても、アルプスの1日を表現した情景の移り変わりが十分楽しめる。
ちなみに、CDジャケット写真はスイスとイタリアの国境に位置するマッターホルンが使われているが、シュトラウスが住んでいたのは南ドイツのガルミッシュなので、曲のイメージとなったのはドイツアルプスのツークシュピッツェが正しいそうな。
アルプス交響曲/R.シュトラウス/カラヤン&ベルリン・フィル:CD Data
▶ 演奏:カラヤン&ベルリン・フィル
▶ 発売日:1998/06/10
▶ 品番:POCG-20004
▶ 収録曲
- 夜
- 日の出
- 登山
- 森にはいる
- 小川に沿って歩む
- 滝
- 幻影
- お花畑
- 山の牧歌
- 林で道に迷う
- 氷河へ
- 危険な瞬間
- 頂上にて
- 景観
- 霧が湧いてくる
- 太陽がかげりはじめる
- 非歌
- 嵐の前の静けさ
- 雷雨と嵐、下山
- 日没
- エピローグ
- 夜
アルプス交響曲/R.シュトラウス/カラヤン&ベルリン・フィル:CD販売情報
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