チャイコフスキーの最後の交響曲で「悲愴」という副題で知られる。
日本では「悲壮」ではなく「悲愴」と書かれることが多いが、チャイコフスキー自身はフランス語で「悲愴」あるいは「悲壮」を意味する”Path tique” (パテティーク) を使っている。
どちらでも間違いではないようだ。
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個人的には「悲しくも勇ましい」の意味の「悲壮」よりも「悲しくも痛ましい」の意味の「悲愴」の方がしっくりくるのだけど。
カラヤンの演奏は情念的で迫力もあるが、第3楽章はずんずん進んでわりとあっさり終わってしまうので、この曲の特徴である「派手な第3楽章のあとに静かな第4楽章が続き、第3楽章が終わったところで思わず拍手したくなる感」はやや弱いw
カップリングの「ロメオとジュリエット」も小気味よいテンポ感で感情豊かに聴かせてくれる。
チャイコフスキー:交響曲第6番≪悲愴≫ 幻想序曲≪ロメオとジュリエット≫ CD Data
▶ 演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団|Berlin Philharmonic Orchestra
▶ 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン|Herbert von Karajan
▶ 発売日:2006年11月08日
▶ 品番:UCCG-5013
▶ 収録曲
- チャイコフスキー交響曲第6番 ロ短調 作品74「悲壮」
- チャイコフスキー幻想序曲「ロミオとジュリエット」
チャイコフスキー:交響曲第6番≪悲愴≫ 幻想序曲≪ロメオとジュリエット≫ CD 販売情報
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